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37歳の不妊治療ブログ

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[書評] 「不妊治療、やめました。〜ふたり暮らしを決めた日〜」(堀田あきお&かよ)

      2015/06/28

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私はまだ始めたばかりですが、いつかその時がくるのかもしれない、と思って手にとった一冊の漫画。「不妊治療、やめました。」は漫画家である堀田あきお氏と、その妻で漫画原作者の堀田かよさんのコミックエッセイです。

目次

  • 愛と哀しみのT字帯
  • 屁をしてもふたり
  • 子作り宣言
  • ガーン!
  • OH MY LITTLE POOR GIRL
  • ホッタ 後ろ!後ろ!
  • オレのチンコに何をする!
  • 絞り出せ!明日のために
  • IKAOと呼ばれた子
  • 嗚呼、人体の神秘
  • マタニティー哀歌
  • 今日の日はさよなら
  • 眠りの森のモモンガ
  • かよのコラム①治療日記
  • かよのコラム②あきらめるということ
  • 本家ホーンテッドマンション
  • 東京タワー〜アキオとカヨと、時々、フジサン〜
  • 「動いちゃだめ 体液が出ちゃう」
  • ゴマちゃんチンコとの出会い!
  • カンポークキング
  • 米米肉肉クラブ
  • みんな貧乏が悪いんや
  • ニッポン人ならニッポンの
  • 最・先・端
  • かよのコラム③鈍感自慢
  • かよのコラム④「産み」の苦しみ
  • 為さねば成らぬ 為しても成らぬ?
  • 本気の値段
  • 決戦は天下のKO!
  • 弱虫ちゃん
  • ふたり暮らしを決めた日
  • そして いつも ふたり

本を読んで

1991年から2011年まで10年間の治療の記録を漫画に仕立てたもので、あくまでこのご夫婦がどんな風に治療を受け、諦めるに至ったかが赤裸々に描かれています。

目次からわかるように、かなりあからさま(下品?)な表現が多くて少しとまどいました。これは男性が描いているからかもしれませんが、個人的にはあまり好きになれないな、と感じました。ページをめくって一ページ目。「はじめに…」の一コマが性行為中の絵で、逆さまにして振るとかちょっと非科学的すぎて…。

もともと、奥さまが子宮内膜症で緊急手術となり、治療法の一つとして、生理をとめるために妊娠すると軽くなる、と言われタイミングにトライ。なかなか出来ないために不妊治療をすることになるわけですが、そこで旦那さんが言う一言がひどい。

不妊症の検査が必要になり、男の人に原因があることもあるからアキオ氏も検査が必要と言われ、

「オレのほうがかわいそーだよ!!」「ったくよー!てめーは顔も悪けりゃ愛想も悪い。ろくすっぽ家事もやらねー。おまけに病気ばっかしやがってあげくの果てに不妊症かよ!!」

「あ〜〜くそーーっ。なんでオレはよりによっておめーみてーなハズレと結婚しちまったんだ。人生やり直してーよ!!」

結局、検査なんて嫌だ、オレに原因があるわけねーだろ、と言い放ち一人で外に出て行くアキオ氏と、「ごめんね」と謝る奥さん。

なぜか自分には原因がない、と検査もしないうちから思い込んでいる男性がいるようですが、不妊症の原因の半数は男性不妊だとも言われています。この当時はそんな情報が無かったからかもしれませんが、それにしてもこの言葉はひどすぎます。私が言われたら離婚を考えてしまうんじゃないでしょうか…。

結局、ふたりで力を合わせてやろうと決断し、不妊治療の検査を受けるのですが、ここでフーナーテストにひっかかりアキオ氏の精子が一匹も動いていないことが判明。落ち込み憤るアキオ氏。採精室がない病院なので、トイレ(!)で出してきて、と言われるのにもびっくり。

確かヒキタクニオ氏の書籍にもそんなエピソードが書かれていましたが、今でもそんなことってあるんでしょうか。うちは持っていくか、採精室での採取ばかりでした。結局ご主人の精子に問題はなかったため、頚管粘液との相性が悪いのではないか、ということで人工授精にステップアップすることになります。

人工授精を何度かしても失敗し、しばらく治療をお休みしていたらなんと自然に妊娠。喜んだのもつかの間、流産してしまい二人は落ち込みます。ところがそんな時に購入したマンションが欠陥住宅。田舎で東京での打ち合わせも一苦労だから、と東京に引っ越したら今度はアキオ氏がひどいアトピーで全身ただれてしまい、とトラブル続き。

そのアキオ氏が漢方で治ったので、今度は漢方による不妊治療をスタート。保険がきかないので5万円の漢方薬などを試すけれど体質にあわず効果も出ないので断念し、最先端の個人病院で人工授精、さらにその後大学病院に行くも、そこの医者があわずに最終的に不妊治療は終了。

どうやら体外受精は金額面のこともあり諦めて、挑戦せずに終わったようです。

現在は体外受精は年齢制限もありますが、年6回までの助成金が出ますし、ステップアップしやすくはなっています。ただ、それでもやっぱり保険がきかないので一回の金額が30〜50万円と高いので、あてどなく何度もチャレンジする、というわけにはいきません。

いつかは自分たちも諦める時がくるのかな…と思わずにはいられませんでした。

まとめ

アキオ氏は率直に言って、かなり傍若無人で自己中心的な物言いが目立つ人という印象を受けましたが、それでも夫婦で支えあって治療にチャレンジしているのがわかりました。

とはいえ、やたら漢方押しだったり、体外受精を不妊ビジネスと言ってしまったり、医者や看護師への不満悪口が多かったり、何より下品な描写が多いので苦手な人は苦手だろうな、と思います。

かなり前の話なので現在不妊治療をしている人の参考にはあまりならないかなーと思いますが、個人のエッセイだからこそ人は人、という感じで気楽に読めるかもしれません。

★★☆☆☆

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